楽天で注文していた生地が届いたので、ベビー用品の手作りの王道として(おそらく)ベスト3には入るであろう「おくるみ」を作ってみることにしました。

目次

大まかなプランニング

まずは、こんな感じで作ってみようと決めました。

サイズ

おくるみは退院のときくらいしか使わなかった、という口コミもたくさん見かけたので、冬生まれ予定の我が子の掛け布団(ブランケット)にもなるよう、ちょっと大きめのサイズ(85cm四方くらい)で作ってみることにしました。

頭の△(フード)部分

頭を入れるところに三角形のカバーが付いているものもありましたが、なくても問題なしという口コミも多く見かけたので、潔く無しで作成することにしました。ビギナーは簡単なやり方で。

保温性UP

少しだけ難易度を上げ(!?)、保温性が上がるよう、表と裏のダブルガーゼ生地の間にネル生地をはさみ込んでみることにしました。

作り方

naniIROダブルガーゼのおくるみ|nagi’s LIFE LOG というエントリを参考にさせていただきました。

ただ私は上のプランニングに書いたとおり、フード部分(三角形の部分)は「無し」で作りました。

ほんとうに初めは「中表(なかおもて)!?なんじゃそりゃ???」というところからのスタートで、Google先生に教えてもらいながら、頑張りました。

手順を書き出すと、下のような流れです。

  1. 布を用意する

    同じサイズの柄なしの布を3枚(ダブルガーゼ生地2枚 と ネル生地1枚)用意しました。

    サイズは裁縫初心者なので、縫い代を広めの1.5cm取ったので、作りたい目標サイズ +3 cm分 (縫い代 1.5cm × 2[両側分]) を確保しました。

  2. 布を重ねて、縫う

    表に出したい布同士を重ね(用意した布に柄がある場合は、【柄なし|柄あり】【柄あり|柄なし】となるように重ねる =「中表」)、3辺 + 残りの1辺の3/4程度までを縫います。
    柄つきのダブルガーゼ生地にネル生地を挟みたい場合は、【柄なし|柄あり】【柄あり|柄なし】【ネル生地】の順で重ねて縫います。

  3. 布をひっくり返す

    縫い残しておいた1/4のところから手を入れ(ダブルガーゼ(1)と(2)の間から)、布をひっくり返します。
    こうすることで、完成形の ダブルガーゼ(1)|ネル生地 |ダブルガーゼ(2) の順になります。

  4. 形を整える

    アイロンをかけて形を整えます。

  5. 端ミシンをかける

    最後に端ミシン(端から2〜3mm程度のところを縫うこと)をかけ、縫い残しておいた部分(工程3で、布をひっくり返すために開けていたところ)を閉じます。

以上の流れで、ミシンを使ってそこそこ慎重に縫いあげていき…

手作りした冬用おくるみ

無事完成!

途中でボーダー生地を折り込んで、ちょっとアクセントを付けてみたりもしました。(ここは、なんとなくの我流でやりました)

買うより手間はかかりましたが、産まれてくるわが子のことをボンヤリ考えつつ、材料費だけを考えればお安く用意することもでき、なかなか素敵な時間でした。

ダブルガーゼ生地は柔らかいので、(なるべく)同じ大きさに揃えて裁断する工程が一番大変でした。切ってしまえばあとは縫うだけなので、初心者でもなんとかなりました。

使った材料

ダブルガーゼ生地、ネル生地ともに、楽天市場のAtelier Votreさんで購入しました。

▼ 冬生まれ予定なのでネル生地をはさみましたが、寒くない季節であれば、ダブルガーゼ生地だけで良いかと。

▼ ダブルガーゼ生地。レビューを書くと送料無料というサービスが嬉しい。生地も扱いやすかったです。タイムセール中の購入がおすすめ。

ダブルガーゼ生地は洗濯(水通し)すると縮むため、初心者は、表・裏を同じ生地で作るのがストレスフリーだと思いました。また水通しについては、洗濯機に水をはって1時間ほど浸けておいたあと、1分程度脱水し、乾かしました。

ボーター部分については、Fabric House Isekiさんの、ダブルガーゼ生地を使用しました。(最近確認したところ、売り切れていました。写真の青・赤・白・ベージュの部分です)ボーダーなのでいい具合に寸法を取りやすく、初心者に扱いやすい生地でした。

また今回のおくるみでは使いませんでしたが、デコレクションズというお店が扱っている生地も、柄や色合いがとても素敵で、バリーエーションも豊富で、見ていて楽しいです。


デコレクションズさんのサイトには、デコレクションズの生地を使って作られた作品もたくさん載っています。

【追記】▼ デコレクションズさんの布では、その後、こんなものを作っています
- 娘の通園バッグを作りました
- 保育園用の歯磨きセットを入れる巾着袋を作りました

おくるみのその後(追記)

手作りしたおくるみが、その後どのように使われているかについて書きました。

よろしければどうぞご覧ください。

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追記(2017年7月)

2人目の育児を通して、さらに整理された使える育児グッスについてまとめました。