2017年からWordPressでブログを運用していたのですが、頻繁にあるソフトウェアやプラグインの更新や、いまいち慣れることのできないGutenbergエディタなど、最近どうにも管理と更新がおっくうになっていました。

そこで一念発起して、昨日から、静的サイトジェネレーター「HUGO」をベースにした環境に切り替えました。

WordPressからHUGOへ移行するためのツールもあるにはあるのですが、自分の環境ではうまく動かなかったり、カスタマイズする必要があったりと、これまでの記事を移行させるための最低限の準備をするにも予想以上に時間がかかってしまいましたが、どうにかやり遂げました。

静的ジェネレーターとは

これまで使ってきたWordPressは、サーバー上のMySQLなどのデータベースからPHPで必要な情報をもってきて、サーバー上でHTMLファイルを生成し表示させるので、「動的」サイトになります。

一方「静的」サイトは、古式ゆかしいといいますか、用意しておいたhoge.htmlをそのまま表示するだけのものです。

そして「静的サイトジェネレーター」とは、しかるべきフォルダに必要なファイルを置いておけば、<head>の情報や<div>構造などの情報をすべて組み込んだHTMLファイルを生成してくれるツールのことです。「HUGO」以外にも、「Gatsby」や「jekyll」などがあります。

メリット

まだ使いはじめたばかりなので慣れていない部分も多いのですが、

  1. WordPressの頻繁な更新に対応する必要がなくなったこと
  2. Markdownですっきり記事を書けること

の2つを、特に大きなメリットとして感じています。

今後の予定

いまは「公開されているテーマ」から「Tranquilpeak」というテーマを選んでほぼそのまま使っているのですが、少しずつ自分仕様にしていったり、WordPressのときと同じように自分でテーマを作ってみたりもしたいなと思ってます。

またWordPressからHUGOへの移行に関する記事も、体感で2020年くらいから増えてきているように思いますが、それでもまだまだ情報量は少ない(特に、一般に毛がはえたレベルでの)と思うので、移行の記録についても書いていきたいなと思ってます。

表示がおかしくなっていたり、リンクが切れていたり、カテゴリ表示がぐちゃぐちゃだったりするので、それもボチボチ直していきます。

以上、2ヶ月ぶりくらいの更新でした。