今回はじめてAmazonが提供している「Kindle Unlimited」プランを契約してみました。

Kindle Unlimited」は、Amazon内にある電子書籍を10冊まで借りられる、電子書籍専用のサービスです。

もちろん全ての電子書籍が対象になるわけではなく、Amazonが指定しているものだけなのですが、毎月ある程度入れ替わり、そこそこ新しいものや懐かしいものまで、話題にはなっていたけど読んでなかったなという本にわりと出会えます。

契約したきっかけは、Amazonを開いたら表示されていた 「Kindle Unlimited 3ヶ月299円」キャンペーン

Amazonにログインしたときに、対象者であればキャンペーンのバナーが表示されるよう。
ここ1年以内にKindle Unlimitedの無料体験を申し込んでいなければ対象になるようで、無料体験済みだった夫には、キャンペーンのお知らせは出てきませんでした。

COVID-19の影響で、図書館で本が借りられなくなったり、本屋で立ち読みすることもはばかられる状況になっているので、活字に飢えていました…(笑)

似たようなサービスとして、Amazonのプライム会員に提供される「Prime Reading」というサービスもあるのですが、「Kindle Unlimited」の方が段違いに対象となっている作品が多いです。

この1週間で、

  • 里中満智子 『あすなろ坂』 全5巻
  • あさのあつこ 『バッテリー』 6巻
  • 中村真理子 『天智と天武』 1巻目
  • しのき美緒 『帰蝶と信長』
  • 三浦しをん 『天上の飲み物』

なんかを読みました。(読むのはもっぱらスマホから、ときどきPCからです)

里中満智子さんの奈良時代を舞台とした歴史漫画には子どもの頃から親しんできたのですが、「女であっても、自分の人生は自分のもの」というフェミニズムに通じるメッセージを里中さんの作品から受けとっていたかも? とここ最近思うことが多かったのですが、『あすなろ坂』のあとがきを読んで、その思いを確かに。

聖武天皇・光明皇后の娘としてうまれ、女性として2度天皇位についた孝謙・称徳天皇の一生を描いた『女帝の手記』 (全5巻)もいますべてKindle Unlimitedで読めるのですが、こちらもオススメ。

自分のなかに流れている一族の血、女性として生まれてしまった自分、自分の人生なのに自分では決められない有り様、偉大な母からの呪縛と解放、恋愛など、歴史をベースとした一大人間ドラマが描かれています。

その他、雑誌などもいろいろ読めるので、十分元取ってます!

ただ「Kindle Unlimited」は、検索機能がめちゃくちゃイケてない…。

あえて、そういう仕様にしてるのかな? とも思いますが、作品を探したいときは、PCから探す方がスマホからより少しだけ一覧性があがるので、PCで検索してから自分のライブラリに追加しています。 (Kindle Unlimited では、自分のライブラリに追加できる上限が10冊なので、適度に消化しつつ探すスタイルで)

有名作品である、あさのあつこ『バッテリー』も今回はじめて読んだのですが、なんと大人っぽい中学生たちだ…とヒリヒリしました。