2014年8月中に読んだ本
先月末に,ブック◯フにて,新しく10冊ほど購入してきました。
そんなわけで今月は読むものが色々あり,ホクホクしています!
先月は3冊読みました。
そのなかの1冊は,「[NHKスペシャル 赤ちゃん 成長の不思議な道のり [DVD]][1]」が書籍化されたものでした。
2006年に放送されたものなので,内容はやや古くなっているかもしれませんが,いま現在,身近で赤子を見ている身の上としては,ほほお〜,と思うところも多々あり,面白かったです。
たとえば,生後2ヶ月ころに,手足などの運動の軌道が一度単純になるらしいのですが,見ていてもまったく気付かなかったけれど,運動解析を行うことで定量的に捉えられるんだな,とか。
また,ビデオで外国語を垂れ流していても,少なくとも音の聞き分けは身につかない,という研究結果もあるのだな,とか。
TEDでの研究者自らによる講演映像。該当部分は、5分半あたりから。
いまは,小学校で英語必修という時代ですが,上の世代のコンプレックスに若年層が振り回されている気がしないでもないと個人的には思っていたり。
なので,効果的で効率的な語学学習について,最新の研究には興味津々です。
正しい発音への憧れは私にも勿論ありますが,実地で使うには,正しい文法を身につける方が近道なのではないかな?と思っています。
早くから慣れ親しむことで,他言語への抵抗感を下げようという意図もあるのかもしれません。
ですが,現場で即通用するような語学力を身につける,という目的で授業を行うのだとすれば,週に1回1時間程度,指示のほとんどは日本語で,英語を使うのは少しだけといった授業内容では,ほとんど意味がないのではないかな,思っていたり。
または,英語を使うにしても,もっと現実とリンクするような内容であれば,面白いかもしれません。
たとえば,レストランで注文をするとか,アルバイトの面接を受けるとか,病院で問診を受けるとか,美容院でなりたい髪型を伝えるとか。
意外とどう言えばよいのか,知らないな,わからないな,と私が思っていることですが(笑)
その他,朝吹真理子著『きことわ』をやっと読めました。
朝吹さんの育ちの良さ的なものが感じられる小説,といったら,怒られるでしょうか。
なんだか、好きなテイストの小説でした。
読書メーターでのまとめ2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:589ページ
ナイス数:5ナイス
2006年の番組をまとめたものなので,研究はさらに進んでいるかと思うが,運動発達や顔認知,言語発達など,内容が興味深かった。
読了日:8月31日 著者:安川美杉
きことわ (新潮文庫)の感想
夢と現実が入り乱れているのに,不思議と怖くはなく,優しさというような余韻が残った。
読了日:8月31日 著者:朝吹真理子
これからの「標準」を身につける HTML+CSSデザインレシピ (Web Designing Books)の感想
ある程度,タグやコードは分かっている人向けだったが,図解が分かりやすく,とても参考になった。
読了日:8月28日 著者:エ・ビスコム・テック・ラボ