今月は、三浦しをんさんの小説を2冊読みました。

昼間に息子の寝ているときを見計らって読んでいるので、中々まとまった時間は取れないですが,もともと本が好きなので、育児中のよい息抜きです。

しをんさんは,エッセイと小説では温度差があるところも面白くて。目下はまっています。

さしずめ,遠藤周作センセイのような。

▲ はじめての遠藤周作氏との出会いは、このエッセイ『ぐうたら交友録』でした。ずしりとくる小説も書いてらっしゃると知ったのは、もっと後のこと。
紙媒体では絶版になっているようですが、電子書籍(Kindle、楽天Kobo)では購入可能です。

しをんさんの本を読み始めたきっかけは,ときどきのぞきにお邪魔していたブログで,

「友達は人間に対する最高の尊称」

「『海流の中の島々』は人の孤独について描かれてる」

この二つにピンときた人なら絶対に楽しめる本です。

と書かれていたことでした。

私も,上の文にピンと来た方には,ぜひ,しをんさんのエッセイを手にとってみていただきたいと思います(笑)

**「読書が趣味だと言える人が羨ましい」**と本人自らおっしゃるほどの,ジャンルを問わない読書家っぷり,ヲタクっぷりの三浦さんなので,漫画・アニメ・映画・ドラマ・他の作家さんへ小説へのつっ込みには,ブホッと笑ってしまうこと請け合いです。

電車のなかで読んでいると、うっかり笑ってしまったときに誤魔化すのが大変(笑)

個人的には,あと,

「会ったばかりの人に突然,『きみはアル中か?』と聞く人」

も,リトマス紙的判定文として付け加えたいと思います。

※ちなみに,上記の出典はそれぞれ,『CIPHER』、『BANANA FISH』、『アラベスク』です。

読書メーターでのまとめ2014年3月の読書メーター

読んだ本の数:2冊

読んだページ数:653ページ

ナイス数:10ナイス

私が語りはじめた彼は (新潮文庫)私が語りはじめた彼は (新潮文庫)

読了日:3月28日 著者:三浦しをん
白いへび眠る島白いへび眠る島

読了日:3月9日 著者:三浦しをん
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