4月中は,森見さんの本を一冊だけ。これで,読み途中だった本は手元になくなってしまいました。

このGW中にできれば何か新しく購入したいところ。

宵山万華鏡』は,森見さんお得意の,祭りを舞台に日常と異世界が混じりあう話でした。

夜は短し歩けよ乙女』のような”明”なトーンの話もありましたが,どちらかというと,儚げであったり物悲しかったりする要素を含みつつも

『きつねのはなし』のような,やや怪よりなトーンの話が多かったように感じました。

個人的には『きつねのはなし』のトーンも好みなもので,『宵山万華鏡』の異世界に入り込んだような雰囲気も面白かったです。

キツネに化かされたような、憑かれたような。どう紹介してよいか迷う小説。

2014年4月の読書メーター

読んだ本の数:1冊

読んだページ数:248ページ

ナイス数:7ナイス

宵山万華鏡宵山万華鏡

読了日:4月27日 著者:森見登美彦

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