2014年4月中に読んだ本
4月中は,森見さんの本を一冊だけ。これで,読み途中だった本は手元になくなってしまいました。
このGW中にできれば何か新しく購入したいところ。
『宵山万華鏡』は,森見さんお得意の,祭りを舞台に日常と異世界が混じりあう話でした。
『夜は短し歩けよ乙女』のような”明”なトーンの話もありましたが,どちらかというと,儚げであったり物悲しかったりする要素を含みつつも
『きつねのはなし』のような,やや怪よりなトーンの話が多かったように感じました。
個人的には『きつねのはなし』のトーンも好みなもので,『宵山万華鏡』の異世界に入り込んだような雰囲気も面白かったです。
キツネに化かされたような、憑かれたような。どう紹介してよいか迷う小説。