最近読んだ本のログをまとめていませんでした。

実際ほとんど新しい本を読めていなかったこともあり、去年の11月以来のまとめです。

興味のあった「アンガーマネジメント」本

自分のうちに沸き上がった「怒りの衝動」をどうコントロールするか? その術をトレーニングするために研究されてきた理論が「アンガーマネジメント」だそうです。1970年代にアメリカで開発されたトレーニングだそうですが、日本では、わりと最近になって目にするようになってきたように思います。

なぜ「アンガーマネジメント」に興味があったかと言えば、それは、もう、子育てがきっかけです。

もう理不尽の塊のような「イヤイヤ期」が過ぎ去って、少し小康状態になったものの、またここ最近、やや口が達者になってきているもののまだすぐ泣いてしまう傾向のある息子に、もう、イライラしてしまうことが多く…。

私は、体力的な余裕と精神的な余裕がわりと直結していますが、余裕がないときは、もう怒りのあまり、泣く息子をガツガツ理詰めで追い詰めてしまうことも、正直少なくはなく。

なので、余裕がないときにでも、自分の「怒りの衝動」をコントロールする術をいい加減身につけていかなくては、と思っていたのでした。

そんなわけで、とっつきやすく、テーマも身近だなと思った以下の本を読みました。

赤すぐで、漫画を担当している「うだひろえ」さんの記事をよく目にしていたのも、この本を選んだ理由の1つ。

うだひろえ カテゴリーの記事一覧 – 赤すぐ 妊娠・出産・育児 みんなの体験記

衝動のわき上がる6秒間をやり過ごす

まだまだ全然習慣化できていませんが、「怒りの感情は6秒をピークに降下していく」というのが、肝のようでした。

そのために、気をそらす術を身につけたり、自分が怒りを誘発しやすい状況をログをつけることで見つけていったり、自分を客観的に見つめるようにしたり、見方を変えてみたり。

そのような内容が書かれていました。

読んでみて、なるほど、使えそう!と思ったものの、やはり一朝一夕に身につけられるものではないので、いまだにイライライラ〜!ときて、ガーーーッ!とまくし立ててしまうこともあるのですが、子どもにもその点は落ち着いたらしっかり謝るとともに、少しずつ、亀の歩みでも、習慣化していきたいと思います。

ほぼ100%お母さん視点で書かれているので、そこだけは要注意な本です。お父さんが読むと、かなり疎外感を感じるかもしれません…。またタイトルには「子育て」とあるのに、表紙には母と子しか描かれていないのも、ちょっと淋しい感じがあるなと思ったりも。

ただ、怒りをマネジメントするという手法自体は、父親も身につけておいて損はないと思うので、オットにもオススメしてみました。(まだ読んでないですが)

3月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:160
ナイス数:1

マンガでわかる怒らない子育てマンガでわかる怒らない子育て
読了日:03月29日 著者:安藤 俊介,長縄 史子

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