上の子は現在小学4年生、中学受験をするかしないか考え中です。

する?しない?

在住地域的に選択肢はそれなりにある状態で、私も夫も経験者。ということで、中学受験という選択肢はあるよという話は以前からしていました。

それでもって中学受験をするとなると入塾などのタイムリミットも近いので、どうするかね?という話を家族で本格的に始めてみたところです。

夫は、自分もやったし学校生活も楽しかったしで、やればいいんじゃない、むしろやらないの?という雰囲気。

一方の私は、子どもが小さい頃は漠然と中学受験かな〜と思っていたのですが、大きくなってくるにつれ、(内申点を稼ぎにくいタイプだろうなと現時点では思いつつ) 高校受験からでもありかなと思ってきたり。

私が考える中学受験のメリット・デメリットを以下のような感じです。

メリット・デメリット

中学受験をするメリットは、

  • 同程度の学力レベルの子どもたちが集まるので、話が通じやすい
  • 大学受験に向けカリキュラム進度が早い
  • 学校によっては力を入れている分野がある(英語とか科学とか)
  • (私学なら)家庭の経済環境が似ている

あたりかなと。

一方のデメリットは、

  • 似たようなバックグラウンドをもつ集団内で生活することになる
  • 学校によっては(無駄に)厳しい校則がある
  • 通学時間が長くなる(こともある)

あたりかなと。

偏差値のものさし

中学受験の偏差値にはその学校の大学進学実績が反映されていて、大学の偏差値には結局のところ日本の大手企業や官公庁への就職実績が反映されているわけで。

最近の大学受験は総合選抜型がかなり増えてきていますし、少子化も絶賛加速中なので、数の淘汰は進むでしょうが、一定程度の学力があれば入学先に困ることはないだろうと予想しています。

そのような中で、日本の大学や企業の将来性や魅力度を想像してみると…決して明るい未来予想図にもならず。
日本の大学における研究力は「選択と集中路線」で国が総力をあげて破滅に追い込んでいるし、学問の自由を阻害していくことにつながるであろう国立大学法人法の改正案も審議らしい審議もされずに昨日参院でも超スピードで可決されましたし…。

なので、親の受験とも言われる中学受験に対する盛り上がりも欠けてくるというか、将来の夢を今の時点では特にもっていない子どもにハッパをかけ、時間を費やして受験させる意義がどこまであるだろうかとも思えてきたり。

なんだかんだで社会に出てしまえば、人とのコミュニケーション次第なところがあるので、それなら、将来の方向性が定まるまで、より多様な価値観をもつ集団の中で揉まれる経験もよいのかなと思ったり。数年前の上野千鶴子さんの東大入学式でのスピーチにもつながる問題意識から。

個人的な経験

私自身は中学受験で得た知識はいまも役立っていると思います。

日本国憲法の前文や条文やら歴史に地理に政治経済、理科も植生や地層や天文に物理化学など広く浅く楽しむ土台になってくれていたり、国語の問題文でたくさんの本にも出会えたり(当時は向田邦子さん、今江祥智さん、井上靖さん、吉本ばななさん、三浦綾子さんなどがよく使われてました)、算数も中学まではそこまで目新しい内容もなかったと思います。

ただ同じ経験者ながらも、理数科目が好きで中学受験時からすでに国社はできる限り避けていたという夫とは異なる体験談ですので、身も蓋もないことを言えば、中学受験による恩恵はその子による部分が大だとは思いますが(笑)

どうしましょうかね

そんなわけで、中学受験をするならば、その準備のためのタイムリミットが差し迫ってきている時期なので、できれば今年中には塾に通い始めるかどうか決めたいところ。

私は小5からの通塾だったのですが、いまはどんどんスタート時期が早まってますね。

公開模試の待ち時間中の保護者会で、親御さんの時代とは変わっているので早めの準備が大切ですなどと聞いたものの、問題やテキストを見る限りでは内容自体は変わっていないように見えたので、最低基準が上がってきているということなのかしら。

子どもに中学の雰囲気を知ってもらうために、今年の文化祭にいくつか行ってみればよかったと今更ながらちょっと後悔しています。

しかし、いざ受験するとなれば金銭的な負担も決して馬鹿にはならないので、異次元な方向への子育て支援策が続く日本では、何かいろいろ考えちゃいます。