今日で2021年も最終日。2021年の生活に潤いをくれたもの達を振り返ります。

コロナ禍で家族中心の生活が続くなか、別の側面からトキメキやヤル気や癒やしや楽しさをもたらしてくれたもの達です。

目次

B’z presents UNITE01

コロナ禍で感染状況も決して楽観視はまだできないなかで、B’zの松本さんがGLAYに、稲葉さんがミスチルに声をかけ、ブッキングなども当人たちで行ったという有観客ライブの配信がありました。

大阪と東京で行われたライブでは、GLAY、ミスチル、B’zがそれぞれの曲を演奏するとともに、コラボして歌う曲があり。それがこの上ない貴重映像でした。

特に個人的には、稲葉さんが歌ったミスチルの「Everything (it’s you)」の破壊力たるや…。配信が終わるまでに何回もリピートしました。

いまは25年ぶりの「FRIENDS」シリーズ新作も含めて11月に行われた大人な雰囲気のライブも配信されており。でも配信が1/3までなので、観るのに忙しいです。

「FRIENDS」については、雑誌「音楽と人 2022年1月号」のインタビューも読み応えありました。
稲葉さんいわくFRIENDSは「自分の中の贖罪と後悔。あと、ちょっとの希望。その歴史です(笑)」とのことで、そのなんとも言えない稲葉節にうなずいてしまいました。

B’z SHOWCASE 2020 5ERAS の Blu-ray

ずっしりどっしりとした約3kgの重量物。
ずっしり重たい幸せの到着 〜B’z SHOWCASE 2020 - 5ERAS 8820 - Complete Box〜

2020年に夢中になったものに入れていたB’zの無観客配信ライブの様子がドキュメンタリー映像付きで円盤化されたもので、夏ころに日本国内でデルタ株が猛威をふるい、全国的に医療崩壊が起き、自分や家族の体調についても不安が募るなか、逃避と癒やしとエネルギーをくれました。

duolingo 韓国語コース

2月末ころからはじめた「Duolingo」という語学学習アプリの韓国語コース。(Webからも学習可能)
Duolingoで韓国語の勉強を始めました

きっかけは、なんとなく新しいことを勉強してみたいなというものですが、年内ほぼ毎日欠かさず続けられました。

▼ Duolingoの年間レビューでも褒められた! Duolingo 年間レビュー2021

一旦一通り用意されているコンテンツが終わったと思ったところでアップデートがかかり、一気にコンテンツが追加されたため、いまも引き続き新しいことを学習中。
Duolingoの韓国語コース、修了!
Duolingoの韓国語コースのアップデートがきた

いまは「旅行」に関する例文です。だんだん語形変化の規則性が読めなくなってきて、ちょっと難しさを感じています。

またアップデート後に出てきたコンテンツには、「猫」や「豚」や「子犬」などが主語になった不思議な例文がほとんど出てこなくなったのもちょっと気になってたり。覚えやすいようわざとそういったインパクトのある例文にしているとどこかで読んだ記憶があるので、また出てこないかなとちょっと期待しています。

まだ未履修のコンテンツがあと23個あるので、来年も引き続き取り組みます。

TVドラマ

そんなに多くを観る方ではないのですが、今年は心に響くドラマに出会えました。毎週のささやかな楽しみがあるって、素敵。

今回琴線に触れたドラマは、以下の4つです。

大豆田とわ子と三人の元夫

坂元裕二さん脚本のドラマということで、「カルテット」も琴線にふれていた自分として面白くないわけないだろうと録画しておいたドラマ。

期待通り面白かったです。芸達者な俳優さん達による軽妙なセリフの応酬、上品な夢を見させてくれる調度品、現代にふさわしい多様性に寄り添った物語。

従来の枠組みでは名付けられない関係性やあるはずなのに無いものとされるしかなかった関係性。そんなものにも光が当てられたドラマだったと思います。

岡田将生さんと東京03の角田さんもすごくよい味を出してました。

あと主題歌もめちゃくちゃかっこよかったです。

アンという名の少女

残念ながらシーズン3で理由は明確にされないながらも打ち切りとなってしまった、カナダのCBCとNetflixが共同で制作したドラマで、去年の秋頃にシーズン1が、今年の秋頃からシーズン2と3がNHKで放送中。
アンという名の少女 - NHK

題名にある通り、モンゴメリの『赤毛のアン』を下敷きにしたドラマ、といっても原作そのままではなく、二次創作的ドラマというのでしょうか。

基本的な登場人物や設定などは踏襲しながらも、現代らしい視点(「出自による差別」「フェミニズム」「人種差別」「性的マイノリティー」といった要素)が盛り込まれています。

いまは第3シーズンの放送中ですが、最近カナダのトルドー首相が歴史を認め謝罪もした、カナダで行われていたインディアンの同化政策についても、物語に取り込まれています。

このドラマについては、そういった改変要素が鼻につくとの声もあるようですが、私には響きまくってます。
時代背景的にも今回のドラマで加えられたような要素は絶対にあったはずですし、なかったものではないこともまた当然だと思うので。

個人的には第2シーズンの8話の少女たちが雪の中で笑い合うシーンがその前からの話の流れと相まってとても美しく、とても印象に残っています。

最愛

テレビの視聴率的にはそこまで高くなかったというニュースも目にしましたが、周りでも見てる人が多かったドラマです。

「科捜研の女」や「CSI」みたいなイメージもあるので、現場から証拠なんてボロボロ出てくるんじゃないの!? なんて思っちゃたりもしましたが、それはそれとして、先の読めない感じとふっとしたトキメキをくれる塩梅がすばらしいドラマでした。

セリフの応酬というか、セリフの言い方というか、リズムというか、松下洸平さんはそれらが独特な方ですね。

私は朝ドラの八郎沼は知らなかったので、「MIU404」に出演されてたときもなんだか話題になってる人がいらっしゃるくらいの認識でしたが、今回の大ちゃんで知り、良き…となりました。

ドラマで描かれる人間関係も、30代設定ながらの落ち着きと、30代同士でそんなん反則でしょなピュアさが最高でした。

また「魂の殺人」とも言われる性的加害を受けた人たちの苦しみについてもしっかり描かれていたところに、個人的には胸打たれました。(「なんで踏み越えてまったんや…」と言われても、あそこで怒りにかられない描かれ方をしたら救われないとも思って見ていた)

ディレクターズ・カット版も見たいので、Paraviへの加入タイミングを図り中です。

美しい彼

最後の1つ、動画配信サービスでも配信されていましたが、放送は一部地域限定だったドラマで、『流浪の月』で2020年に本屋大賞を受賞された凪良ゆうさん原作のBL作品『美しい彼』の実写化でした。(『流浪の月』はまだ未読ですが、来年映画が公開される予定ですね)

もともと原作が好きで、実写化されると聞いたときに「え…できるの…?」と思いましたが、わずか約24分×6話のなかで、原作のもつ要素をきっちり押さえながらストーリーとして成立させた酒井監督や脚本の坪田さん、そしてそれらをダブル主演で素晴らしく演じ切られた萩原利久さんと八木勇征さんに拍手喝采でした。

▼ 原作者にもこう言わしめるって、すごい!

BL作品なので、男性同士での恋愛を描いた作品です。

最近は日本でも同性愛をテーマにしたさまざまな作品が映像化されているので、一昔前と比べれば、時代も変化してきていると思います。

それでもなお、主要キャラを演じられた萩原利久さん、八木勇征さん、高野洸さんのお三方が、ドラマの公式ホームページやインタビュー記事など(たとえば、[1]とか[2]など)で、同性同士の関係性について照れなく当たり前のこととして受けとめられており、本当にとても素敵だなと感動しちゃいました。(上の世代の俳優さんでは、そのあたりの認識がちょっとな…というインタビューを見たりしたこともあったので尚更)

先週最終回を迎えたのですが、余韻がすごくて。また別記事を書くかもしれません(笑)

バレットジャーナル

去年の10月ころから始めた手帳術の「バレットジャーナル」。今年も続けました。

とにかくタスクを書き出して、つぶしていく。
ハビットトラッカーを使って、毎日やりたいことを息切れしない範囲で続ける。

そんなことが継続してできるようになりました。

もちろん2021年もいままで通り、出来なかったことや達成できなかったこともたくさんありましたが、やり遂げたことやチャレンジできたこともあり。なんだかんだ今年もそれなりに充実した一年となりました。

それでは今年もお疲れさまでした、良いお年を。