結婚してそろそろ4年になるのですが、まだ残っていました、旧姓名義のものが…

ちょっとナイーブな話題かもしれませんが、私は夫婦別姓に賛成派といいますか、夫婦が同姓であることにこだわりを感じません。

夫婦別姓だと家族の絆が…という意見は、正直、ハテナ?と思ってしまう口です。
仮にそうなのだとしたら、結婚で名字を変えた人間は、実家側の家族との絆がなくなる・薄~くなるということになるということでしょうか。

私は、継いでいくべきというプレッシャーをかけられる家がある訳でもなく、独身時代に起業した訳でもないので夫の名字に変えましたが、もし選択的夫婦別姓が認められていたら、別姓のままを選択したかったな、とはよく思います。

なぜなら、冒頭に書いたように、名義変更するものが多すぎて面倒くさいから

ざっと挙げるだけでも、

  • パスポート
  • 免許証
  • 保険証
  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 保険
  • ポイントカード

などなど。郵送不可で、平日昼間に直接出向いて手続きしないとならないものも多々ある。

今回の名義変更でも、結婚して間もないときであれば旧姓併記の免許証が使えたのですが、すでに更新してしまっているので、戸籍謄本お取り寄せコースになり、手間と出費が…。(印紙を用意するだの、書類に記入するだの、切手・封筒を用意するだの)

これらの改姓に関する事務手続き、個人的には「面倒くさっ…」の一言に尽きます。

「選択的」なら、同姓派・別姓派の利害が対立するものではないと思うのですが、何がどう問題だというのか? まだまだ議論(?)、というか立法側がやる気を見せるまでに時間がかかりそうですね。

ちなみに、男性陣にこの名義変更の手間がクソ面倒くさいんじゃ! という話をすると、たいてい、ピンとこないか、驚かれます。

名義変更の手続きをしたことがないと、どのくらい無駄な手間暇がかかるものなのか、そりゃ分からないですよね…。

現行の「夫婦の戸籍名は、どちらかに統一する」という制度であっても、1人1人に何かしらの番号がヒモ付けされ、こちらが許可した場合のみ、各種機関がそれを照会して、旧姓と現在の姓を結びつけた個人確認をしてくれる、というシステムが整備されれば、煩わしさは減りそうですが。

今年の10月から送付され始めるマイナンバーは、当面は社会保障や税金徴収の面での利用に限られるようなので、個人的には、これ以上、「名義変更されてない何か」が出てこないよう、祈るのみです。分かってて放置しているものもある。

マイナンバーは、住民票を有する全ての方に1人1つの番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるものです。

内閣官房の社会保障・税番号制度のページ

以上、意訳すると、私は面倒くさがりである、という記事でした。