2017年4月中に読んだ本
先月は6冊。
吉田秋生『海街diary 8』以外は、すべて江國香織作品で、再読でした。
海街diary 8巻
たまたま近所の本屋さんに出かけたら発売日だったようで、平積みされていました。さっそく購入。
四姉妹そろって、それぞれ新しい局面へと人生のコマを進めていました。連載というかストーリーをどこで終えるのか、もう決まっているのだろうか?それとも、長く描き続けられていくのだろうか?先が読めません。
老い支度というか、自分が死んだときの始末をどうつけるのか、残された人達へ何を受け継いでいってもらうのか。
そういったことが自然とストーリーに出てきていて、まだまだ先はあると思っていますが、ちょっと考えさせられます。
江國香織さんの本を色々と
なんだかふと読み返したくなり、本棚からあれこれ引っ張り出してきて読んでいました。
『東京タワー』は岡田准一、黒木瞳出演の映画も評判になっていましたが、まだ観たことがなく。
実家に遊びに行ったら、CATVでやっていたのが録画されており、見始めてみたものの、ひたすらミニカー片手にしゃべり続ける3歳息子に邪魔されて、ぽそぽそと抑えめなトーンで交わされる会話がまったく聞きとれず。諦めました(笑)
何回か観てお気に入りだという母の話を聞く限りでは、夫ががっつり話にからんできたりと、原作とはちょいちょい違うみたい?
江國作品の登場人物たちは、どこか社会になじめていない部分がありながらも、皆確固とした自分というものを持っていて。ありえなさそうなのだけど、なんだかリアリティがあって。
ふと読み返したくなります。
今回読んだなかでは、訳あって非定住生活をしている母娘の物語『神様のボート』や、訳ありの恋愛をした、またはしている幼馴染同士が、互いにどこまで相手にふみ込むべきか、ふみ込んでいいものかと逡巡している『ホリー・ガーデン』が結構好きです。
調べてみると、2013年あたりから江國さんの作品を追いかけられていないので、育休中にフォローアップできたらしたいなと思ってます。
映画化された『間宮兄弟』もふと読み返したくなってきました。
こちらは映画も観たことがあって、まだ初々しい北川景子さんが出ていたような記憶が。原作の空気感がばっちり出ていた作品だったと思います。
4月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1644
ナイス数:3
海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス)
読了日:04月20日 著者:吉田 秋生
神様のボート (新潮文庫)の感想
再読
読了日:04月16日 著者:江國 香織
東京タワーの感想
再読。
読了日:04月12日 著者:江國 香織
ホリー・ガーデン (新潮文庫)の感想
再読。
読了日:04月10日 著者:江國 香織
流しのしたの骨 (新潮文庫)の感想
再読。
読了日:04月06日 著者:江國 香織
すいかの匂い (新潮文庫)
読了日:04月04日 著者:江國 香織
読書メーター